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「あぶくま山のワークショップ  第2回 原木シイタケ植菌体験」を開催しました

 

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「あぶくま山のワークショップ 第2回 原木シイタケ植菌体験」

 あぶくま山の暮らし研究所は、森林の樹木や生きものが作り出す林産物を利用して豊かな山の暮らしが続けられるようにと願っています。都路では、雑木の林を手塩にかけて育て、日本中のシイタケ栽培を支えてきました。しかし、2011年の原発事故の影響で、阿武隈山地の相双地域を中心に現在でも原木露地栽培のシイタケは出荷が広く制限され、培ってきた技術の継承が課題となっています。そうした技術を受け継いでいくために、原木シイタケ栽培の第一歩として、種駒の穴あけと植菌作業を一緒にやってみませんか。
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 2023年1月28日(土)11時から、ふくしま中央森林組合都路事業所旧オガ工場にて、「あぶくま山のワークショップ  第2回 原木シイタケ植菌体験」を開催し、県内外から約30名の方々にご参加いただきました。
 福島県原木椎茸被害者の会の皆さんにご指導いただきながら、都路町の坪井哲蔵さんの山から伐り出した原木に高速電動ドリルで穴をあけ、種駒をひとつひとつ植菌しました。体験者からは、「想像以上におもしろい!」という声があがり、約100本のホダ木が出来上がりました。
 今後、このホダ木は当研究所で管理し、原木シイタケが採れるまで経過観察していきます!

※現在、田村市では、原発から半径20km圏内で、原木シイタケ(露地栽培のもの)の出荷が制限されています。

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【スケジュール】

11:00-11:10(10分) 開会・挨拶/青木一典(あぶくま山の暮らし研究所 代表)
11:10-11:45(35分) 原木シイタケのお話/福島県原木椎茸被害者の会
11:45-12:30(45分) 昼食(各自持参)
12:30-14:00(90分) 原木シイタケ植菌体験ワークショップ
14:00-14:55(55分) 交流会・意見交換会
14:55-15:00(5分)   閉会・挨拶/久保優司(あぶくま山の暮らし研究所 副代表)

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【福島県原木椎茸被害者の会】

(左から)添田政光さん、坪井哲蔵さん、宗像幹一郎さん

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