活動報告

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ブータンから視察団が来られました

 4月19日(土)、ブータンの国立きのこセンターと国連食糧農業機関(FAO)ブータン事務所から、5人の視察団が来られました。きのこの9割を輸入しているという同国で、FAOがサポートするナメコ生産プロジェクトの一環です。一行は新しい生産技術や持続可能な森林経営を学ぶ目的で福島県内各地を回り、田村市都路町の旧オガ工場にある私たちの事務所にも来訪。お互いの山の利用や、東京電力福島第1原発事故後の放射能汚染などについて報告し、意見を交換しました。続けて、私たちが以前ワークショップを開いて菌を植えたシイタケのほだ場を見学し、また、山の暮らしを楽しんでいる移住者の方宅を訪問して、キノコご飯をいただきながら生活の様子を垣間見させてもらいました。

 ブータンは、国民総生産(GNP)よりも、国民総幸福量(GNH)を重視しているそうです。日本から4500㌔以上離れた彼の国の方々と、山や森、暮らしのこれからについて考えた一時でした。

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