活動報告 -イベント-

活動報告 イベント

「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり ー第3回 ミツバチの来る森をー」を開催しました

 2023年3月18日(土)11時から、ふくしま中央森林組合都路事業所旧オガ工場にて、「暮らし根ざした阿武隈150年の山づくり ―第3回 ミツバチの来る森を―」を開催しました。雪が降る悪天候にもかかわらず、県内外から40名の方にご参加いただきました。今回は、ヤマザクラ、リョウブ、トチノキ、クヌギ、コナラの苗木を準備しました。悪天候の関係で、残念ながら全てを植えることはできませんでしたが、日本ミツバチのハチミツを試食したり、参加者同士でゆっくり意見交換したりして、有意義な時間を過ごすことができました。

<内容>

11:00-11:10(10分) 開会・挨拶/青木一典(あぶくま山の暮らし研究所 理事長)
11:10-11:50(40分) 日本ミツバチと蜜源のお話/柳田哲(あぶくま山の暮らし研究所 理事)、工藤義行(日本みつばちの会 会員)
11:50-12:30(40分) 昼食(各自持参)
12:30-12:50(20分) 樹種の説明・植え方の説明/石井貴宏(ふくしま中央森林組合都路事業所)
12:50-14:00(70分) 木を植える、日本ミツバチの巣箱を設置する
14:00-14:20(20分) 団体の紹介、活動報告
14:20-15:25(65分) 交流会・意見交換会
15:25-15:30(5分)  閉会・挨拶/渡辺正二(あぶくま山の暮らし研究所 理事)

 来年以降も、あぶくま山の暮らし研究所では、毎年1回「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり」を継続して開催していきます。

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「あぶくま山のワークショップ  第2回 原木シイタケ植菌体験」を開催しました

 

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「あぶくま山のワークショップ 第2回 原木シイタケ植菌体験」

 あぶくま山の暮らし研究所は、森林の樹木や生きものが作り出す林産物を利用して豊かな山の暮らしが続けられるようにと願っています。都路では、雑木の林を手塩にかけて育て、日本中のシイタケ栽培を支えてきました。しかし、2011年の原発事故の影響で、阿武隈山地の相双地域を中心に現在でも原木露地栽培のシイタケは出荷が広く制限され、培ってきた技術の継承が課題となっています。そうした技術を受け継いでいくために、原木シイタケ栽培の第一歩として、種駒の穴あけと植菌作業を一緒にやってみませんか。
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 2023年1月28日(土)11時から、ふくしま中央森林組合都路事業所旧オガ工場にて、「あぶくま山のワークショップ  第2回 原木シイタケ植菌体験」を開催し、県内外から約30名の方々にご参加いただきました。
 福島県原木椎茸被害者の会の皆さんにご指導いただきながら、都路町の坪井哲蔵さんの山から伐り出した原木に高速電動ドリルで穴をあけ、種駒をひとつひとつ植菌しました。体験者からは、「想像以上におもしろい!」という声があがり、約100本のホダ木が出来上がりました。
 今後、このホダ木は当研究所で管理し、原木シイタケが採れるまで経過観察していきます!

※現在、田村市では、原発から半径20km圏内で、原木シイタケ(露地栽培のもの)の出荷が制限されています。

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【スケジュール】

11:00-11:10(10分) 開会・挨拶/青木一典(あぶくま山の暮らし研究所 代表)
11:10-11:45(35分) 原木シイタケのお話/福島県原木椎茸被害者の会
11:45-12:30(45分) 昼食(各自持参)
12:30-14:00(90分) 原木シイタケ植菌体験ワークショップ
14:00-14:55(55分) 交流会・意見交換会
14:55-15:00(5分)   閉会・挨拶/久保優司(あぶくま山の暮らし研究所 副代表)

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【福島県原木椎茸被害者の会】

(左から)添田政光さん、坪井哲蔵さん、宗像幹一郎さん

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「あぶくま山のワークショップ  第1回 日本ミツバチの巣箱づくり」を開催しました

 

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「あぶくま山のワークショップ 第1回 日本ミツバチの巣箱づくり」

 あぶくま山の暮らし研究所(Abukuma Sustainable Life Institute)は、森林の樹木や生きものが作り出す林産物を利用して豊かな山の暮らしが続けられるようにと願っています。日本で蜜蜂の蜜を利用し始めたのは奈良時代よりも前にまで遡れるようです。都路でも古来から続く日本蜜蜂を育てる人々がいます。自分たちで巣箱を作って、蜜蜂を育ててみませんか。

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 2022年10月15日(土)11時から、ふくしま中央森林組合都路事業所旧オガ工場にて、「あぶくま山のワークショップ  第1回 日本ミツバチの巣箱づくり」を開催し、県内外から約50名の方々にご参加いただきました。
 自然、生物、そして命と向き合って生きてきた猪俣さんから発せられる言葉は、心に沁みるものがあり、自分たちの暮らしや生き方を改めて考えさせられる機会となりました。その後、皆で協力し合いながら日本ミツバチの巣箱をつくり、和気あいあいと楽しむことができました。
 今回作った日本ミツバチの巣箱は、来年3月の山づくりイベントで設置します。ぜひ、また遊びに来てください!

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【スケジュール】

<午前の部>
10:30-        開場
11:00-12:10(70分) 安孫子亘監督作品「春よこい」(ミルフィルム)映画上映

ー休憩(50分)※昼食は各自持参―

<午後の部>
13:00-13:10(10分) 開会・挨拶/青木一典(あぶくま山の暮らし研究所 代表)
13:10-14:00(50分) 講演/猪俣昭夫さん(奥会津最後のマタギ)
14:00-14:10(10分) 日本ミツバチ巣箱づくりの説明/柳田哲(あぶくま山の暮らし研究所 会員)
14:10-14:50(40分) 日本ミツバチ巣箱づくりワークショップ
14:50-15:25(35分) 猪俣さんを囲んでの交流会・意見交換会
15:25-15:30(5分)  閉会・挨拶/久保優司(あぶくま山の暮らし研究所 副代表)

※本事業は、立正佼成会一食平和基金の助成を受けて実施しています。

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安孫子亘監督作品「春よこい」(ミルフィルム)映画概要】

 福島県の奥会津、金山(かねやま)町に暮らすマタギを描いた作品。2011年、東日本大震災・福島第一原発事故の放射能は130km離れた金山町の山奥にも降り注いだ。野生動物をはじめ、町の観光資源でもあるヒメマスも汚染された。
 金山のマタギは、熊を撃つことだけが目的ではない。その刻々と変化する自然環境を診る役目もしている。山の神を崇拝し、山のおきてに従い獣を追う。自然とは何か。いま、放射能が山から人を遠ざけてしまった。奥山が荒れていく。
 人と自然が共に暮らすための術をマタギの猪俣昭夫は教えてくれた。福島原発の事故以来、世界中が自然との共生へ歩み始めたと一瞬感じたのだが。

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奥会津最後のマタギ・猪俣昭夫さん講師紹介】

1950年生まれ。福島県大沼郡金山町に住む奥会津最後のマタギ。猟の基本を鉄砲撃ちだった父親とマタギから学び、70歳を超える今も猟期はクマ猟やシカ猟で雪山を歩き回り、春~秋には養蜂やヒメマスの養殖などを行なう。自然と共生するマタギの精神を広く伝えること、後世に残すことが自分の使命だと考えている。(滝田誠一郎「奥会津最後のマタギ:自然との共生を目指す山の番人(小学館, 2021)」の紹介文より)

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「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり ー第2回 ふるさとの森へー」を開催しました

 2022年3月19日(土)13時から、ふくしま中央森林組合都路事業所旧オガ工場にて、「暮らし根ざした阿武隈150年の山づくり ―第2回 ふるさとの森へ―」を開催しました。今回は、都路町頭の巣地区に、ヤマザクラ、オオモミジ、ヤマボウシ、コブシ、ナツハゼなどの苗木を植えました。

<内容>

13:00-    集合
13:10-13:15 開会・挨拶/青木一典(あぶくま山の暮らし研究所 代表)
13:15-13:20 イベント趣旨説明
13:20-13:50 福島県原木椎茸被害者の会の皆さんのお話
      宗像幹一郎さん、添田政光さん、坪井哲蔵さん
      隣で話をする人/熊田淳(あぶくま山の暮らし研究所 顧問)
              藤原遥(あぶくま山の暮らし研究所 顧問)
13:50-13:55 植える場所、線量、樹種の説明
13:55-14:00 植え方の説明/石井貴宏さん(ふくしま中央森林組合都路事業所)
14:00-14:15 移動(送迎あり)
14:15-14:45 木を植える※雨天決行(場所:都路町頭の巣地区)
14:45-15:00 移動(送迎あり)
15:00-15:15 団体の紹介
      活動報告(合子地区/坪井正弥さん、頭の巣地区/高橋英吉さん)
15:15-15:55 交流会・意見交換会
15:55-16:00 閉会・挨拶/久保優司(あぶくま山の暮らし研究所 副代表)

 来年以降も、あぶくま山の暮らし研究所では、毎年1回「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり」を継続して開催していきます。

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「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり ー第1回 暮らしと木を考えるー」を開催しました

 2021年4月17日(土)13時から、ふくしま中央森林組合都路事業所にて、「暮らし根ざした阿武隈150年の山づくり ―第1回 暮らしと木を考える―」を開催しました。今回は、放射能測定を行ったうえで、都路町古道字芹ヶ沢地区に、ヤマザクラ20本、オオモミジ20本、ヤマボウシ20本、コブシ20本、クロモジ10本を植えました。

13:00-    集合
13:10-13:15 開会・挨拶/青木一典(あぶくま山の暮らし研究所 代表)
13:15-13:25 団体の説明、趣旨説明
13:25-13:55 青木哲男さん、渡辺喜孝さん、吉田三郎さんのお話
13:55-14:05 植え方の説明/渡辺和雄(あぶくま山の暮らし研究所 顧問)
14:05-14:15 移動(送迎あり)
14:15-14:45 木を植える※雨天決行(場所:都路町古道字芹ヶ沢地区)
14:45-14:55 移動(送迎あり)
14:55-15:55 意見交換会
15:55-16:00 閉会・挨拶/久保優司(あぶくま山の暮らし研究所 副代表)

 今後、あぶくま山の暮らし研究所では、毎年1回「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり」を継続して開催していく予定です。

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映画上映・シンポジウム「福島原発事故10年からはじめる150年の山づくり」を開催しました

 2021年3月14日(日)13時から、会場(テラス石森)・オンラインにて、映画上映・シンポジウム「福島原発事故10年からはじめる150年の山づくり」を開催しました。

13:00-15:10 映画上映「失われた春 シイタケの教え」
15:10-15:30 休憩
15:30-15:40 開会・挨拶/青木一典(あぶくま山の暮らし研究所 代表)
15:40-15:55 監督挨拶/田嶋雅己氏(フォトジャーナリスト・映画監督)
15:55-16:10 あぶくま山の暮らし研究所の説明
16:10-16:55 参加者からの活動紹介、意見交換
16:55-17:00 閉会・挨拶/久保優司(あぶくま山の暮らし研究所 副代表)

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