活動報告 -2025-

活動報告

ブータンから視察団が来られました

 4月19日(土)、ブータンの国立きのこセンターと国連食糧農業機関(FAO)ブータン事務所から、5人の視察団が来られました。きのこの9割を輸入しているという同国で、FAOがサポートするナメコ生産プロジェクトの一環です。一行は新しい生産技術や持続可能な森林経営を学ぶ目的で福島県内各地を回り、田村市都路町の旧オガ工場にある私たちの事務所にも来訪。お互いの山の利用や、東京電力福島第1原発事故後の放射能汚染などについて報告し、意見を交換しました。続けて、私たちが以前ワークショップを開いて菌を植えたシイタケのほだ場を見学し、また、山の暮らしを楽しんでいる移住者の方宅を訪問して、キノコご飯をいただきながら生活の様子を垣間見させてもらいました。

 ブータンは、国民総生産(GNP)よりも、国民総幸福量(GNH)を重視しているそうです。日本から4500㌔以上離れた彼の国の方々と、山や森、暮らしのこれからについて考えた一時でした。

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「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり 第5回 5回目にして始まりの植林」を開催しました

 3月16日(日)午前10時より、福島県田村市都路町にて「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり」の第5回「5回目にして始まりの植林」を実施しました。2021年に第1回の植林をした芹ヶ沢地区の国道288号沿い、元は畑だった土地に、メタセコイア3本、イロハモミジ、イチョウ、コブシ、イタヤカエデ、カヤを植えました。この時季の都路らしく朝から冷たい雪に見舞われる中、62人が参加。中でも今回は地元の小学生ら子どもたちが加わり、合羽姿でスコップを手にし、木の植え方を教わりながら、元気に土と格闘していました。

 メタセコイアは成長すると数十メートルの大木に育つ木です。「都路にはあの木があるね」と、国道を通りかかる人たちの、また地元の人たちの目にも止まる山になっていくのが楽しみです。

 午後からは、ふくしま中央森林組合都路事業所の旧オガ工場にて、田村市集落支援員さんの活動報告会を開きました。地域交通のアンケート結果や、都路観光協会とコラボした花植えの活動、都路を選んで移住した人への聞き取り調査など本年度の取り組みを発表。続いて参加者とともに都路のこれからなどについて話し合いもしました。

 

 なお、前日15日(土)には旧オガ工場にて、第8回企画・運営会議を開きました。第7回会議は2月15日(土)に開催しました。

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会議を開きました

1月18(土)、田村市都路町の旧オガ工場にて、第6回企画・運営会議を開きました。オンラインも併用し、3月に開催予定の植林イベントや集落支援員の活動報告会などについて、話し合いました。2021年に始めた植林は今回5回目を迎え、新しい取り組みにも挑戦する予定です。なお、第5回企画・運営会議は昨年12月21日に行いました。

2025年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

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会議を開きました

 11月23日(土)、田村市都路町の旧オガ工場にて、第4回企画・運営会議を開きました。来春の植林と山づくり、また、市集落支援員が同月に始めて実施したモニターバスツアーの報告などがあり、今後の活動について話し合いもしました。オンラインも併用しました。

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会議を開きました

 10月26日(土)、田村市都路町の旧オガ工場にて、第3回企画・運営会議を開きました。山づくりのアイデアを話し合ったり、地元の行司ヶ滝遊歩道を整備する活動に集落支援員さんが参加した様子の報告があったりしました。会議はオンラインも併用しました。

 写真は都路の秋。紅葉(黄葉)を迎えるのもまもなくでしょう。

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会議を開きました

 9月28日(土)、田村市都路町の旧オガ工場にて、第2回企画・運営懇談会を開きました。私たちがサポートしている市の集落支援員の活動の広がりや、来春に向けた植林のイメージ作りなどを報告し、話し合いました。オンラインの参加もありました。

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会議を開きました

 8月31日(土)に田村市都路町の旧オガ工場にて、第1回企画・運営懇談会を開きました。ASLI会議の後継の会議です。山づくり部門、集落支援員部門、NPO運営部門の各部門から報告があり、今後の団体のありようについても話し合いました。

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下草を刈りました

 7月15日(月)午前9時過ぎから、田村市都路町にて春に植林した山の下草刈りをしました。山づくり部門のメンバーを中心に、小雨降る中、若木がよく育つよう草を払っていきました。足元ではカエルが跳ねトンボが舞い、鳥の巣の抜け殻も。生き物のすみかでもある植林地です。

 この日の午後は、2021年の春に初めて植林をした国道288号沿いの場所を見学しました。その後、旧オガ工場にて、150年の山づくりの実施に向けて、どのような姿にしていきたいのか意見を交わしました。

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シイタケが出てきました

 昨年1月28日に田村市都路町の旧オガ工場で開催した「第2回あぶくま山のワークショップ」で、福島県原木椎茸被害者の会の農家さん指導のもと、参加してくださったみなさんに植菌を体験してもらったホダ木です。その後、山に移して静かに置いていました。シイタケが実り始めました。立派な姿の原木シイタケです。このシイタケを何の心配もなく食べられるようになる時まで、私たちの活動も続きます。

 なお、4月27日には、旧オガ工場で第42回ASLI会議を開き、山づくりや集落支援員事業の計画などを話し合いました。

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「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり 第4回地域を見つめなおす」を開催しました

 3月17日(日)午前10時から、田村市都路町にて「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり 第4回地域を見つめなおす」を開きました。晴天に恵まれ県内外から約40人が参加。午前の第1部では、頭ノ巣地区で木を植えました。イチョウ、ヤマザクラ、イロハモミジ、コブシ、トチノキ、コナラ、クヌギを計約60本、今年は背丈2メートルの大きめな木です。石や草の根のからまる土を掘り起こし、苗木を据えて土をかぶせ、しっかり踏みます。用意した苗木をすべて植え終えて気分爽快でした。

 午後の第2部では、ふくしま中央森林組合都路事業所旧オガ工場にて、田村市都路地区集落支援員さんの活動報告会を開きました。三つのプロジェクト「『岩井沢三匹獅子舞』継承」「『集落花咲会』景観美化」「『用足しツアー』地域交通」や、市都路行政局1階で始めた交流スペース「ちょこっと」などについて紹介し、参加者が三つのグループに分かれ、にぎやかに意見交換をしました。

 なお、前日16日(土)には旧オガ工場にて、第41回ASLI会議を開きました。

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