活動報告 -2023-

活動報告

第29回ASLI会議を開催しました

 今日は午前中に、日本ミツバチの巣箱づくりを行いました。上段の蓋の部分と、下段の出入口の部分が出来上がりました!完成まで、あと少しです。完成した巣箱は、来月18日の植林イベントの際に設置します。

 午後は、第29回ASLI会議(前あぶくまkizuki会議準備会合)を行い、来月の植林イベント、4月の映画上映会の打ち合わせを行いました。また、ASLIのパンフレット制作についてや、次年度の活動計画についても話し合いました。次年度は益々忙しくなりそうですが、皆で協力して地域づくりに邁進してきたいと思います。

活動報告

第28回ASLI会議を開催しました

 今日は午前中に、日本ミツバチの巣箱づくりを行いました。余っていた板を全て箱に仕上げました。次回、上段の蓋の部分と下段の出入口の部分をつくり、完成した巣箱は、来月18日の植林イベントの際に設置します!

 午後は、第28回ASLI会議(前あぶくまkizuki会議準備会合)を行い、ワークショップの振り返りと、今後の活動計画について協議しました。

活動報告 イベント

「あぶくま山のワークショップ  第2回 原木シイタケ植菌体験」を開催しました

 

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「あぶくま山のワークショップ 第2回 原木シイタケ植菌体験」

 あぶくま山の暮らし研究所は、森林の樹木や生きものが作り出す林産物を利用して豊かな山の暮らしが続けられるようにと願っています。都路では、雑木の林を手塩にかけて育て、日本中のシイタケ栽培を支えてきました。しかし、2011年の原発事故の影響で、阿武隈山地の相双地域を中心に現在でも原木露地栽培のシイタケは出荷が広く制限され、培ってきた技術の継承が課題となっています。そうした技術を受け継いでいくために、原木シイタケ栽培の第一歩として、種駒の穴あけと植菌作業を一緒にやってみませんか。
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 2023年1月28日(土)11時から、ふくしま中央森林組合都路事業所旧オガ工場にて、「あぶくま山のワークショップ  第2回 原木シイタケ植菌体験」を開催し、県内外から約30名の方々にご参加いただきました。
 福島県原木椎茸被害者の会の皆さんにご指導いただきながら、都路町の坪井哲蔵さんの山から伐り出した原木に高速電動ドリルで穴をあけ、種駒をひとつひとつ植菌しました。体験者からは、「想像以上におもしろい!」という声があがり、約100本のホダ木が出来上がりました。
 今後、このホダ木は当研究所で管理し、原木シイタケが採れるまで経過観察していきます!

※現在、田村市では、原発から半径20km圏内で、原木シイタケ(露地栽培のもの)の出荷が制限されています。

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【スケジュール】

11:00-11:10(10分) 開会・挨拶/青木一典(あぶくま山の暮らし研究所 代表)
11:10-11:45(35分) 原木シイタケのお話/福島県原木椎茸被害者の会
11:45-12:30(45分) 昼食(各自持参)
12:30-14:00(90分) 原木シイタケ植菌体験ワークショップ
14:00-14:55(55分) 交流会・意見交換会
14:55-15:00(5分)   閉会・挨拶/久保優司(あぶくま山の暮らし研究所 副代表)

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【福島県原木椎茸被害者の会】

(左から)添田政光さん、坪井哲蔵さん、宗像幹一郎さん

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第27回ASLI会議とNPO法人設立総会を開催しました

 今日は午前中に、第27回ASLI会議(前あぶくまkizuki会議準備会合)を行い、午後にはNPO法人設立総会を開催しました。2019年から有志で活動をスタートし、2020年に任意団体「あぶくま山の暮らし研究所」を立ち上げ、3年以上の月日が経ちました。まだまだこれからですが、「阿武隈150年の山」構想の実現に向けて、一歩、一歩、ゆっくりじっくりと、地域の皆さんとともに歩んでいく団体でありたいと思います。

 また、今回は、福島県原木椎茸被害者の会の坪井哲蔵さんにご協力いただき、坪井さんの山の木を切りました。1月28日(土)に開催する第2回あぶくま山のワークショップ「原木シイタケ植菌体験」で使用する原木となります。今後は、シイタケが採れるまでの大事な工程を情報発信していく予定です。

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ワークショップに向けて ~福島県原木椎茸被害者の会との打ち合わせ~

 来年1月28日(土)に開催する第2回あぶくま山のワークショップ「原木シイタケ植菌体験」に向けて、福島県原木椎茸被害者の会の宗像幹一郎さん、添田政光さん、坪井哲蔵さんと打ち合わせを行いました。薪炭林から原木林に移行した阿武隈の山で、震災前まで原木シイタケ農家として生きてきたお三方から、原木シイタケが採れるまでの工程や技術を教えていただきます。ワークショップの詳細は、今月下旬に当研究所のホームページに掲載予定です。

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第26回ASLI会議とヒアリング調査を行いました

 今日は午前中に、田村市都路町合子地区の「里山を元気にする会」の方々から、活動内容や経緯等についてお話を伺いました。
 午後からは、第26回ASLI会議(前あぶくまkizuki会議準備会合)を行いました。今後の活動計画や、NPO法人の設立に向けた準備を進めました。今後、1月28日(土)には第2回あぶくま山のワークショップ「原木シイタケ植菌体験」、3月18日(土)には第3回植林イベント「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり」、4月15日(土)にはフォーラム福島で「失われた春 シイタケの教え」映画上映&トークイベントを開催する予定です。順次お知らせしていきますので、お楽しみに!

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田村市都路町頭ノ巣地区の女性陣と福島大学・藤原遥ゼミの学生が意見交換しました

 11月13日(日)、福島大学経済経営学類・藤原遥ゼミの学生が、田村市都路町頭ノ巣地区の女性陣と交流しました。藤原ゼミの学生は、2019年から継続して都路を中心にフィールドワークをしています。今回は2年生~4年生が集まり、頭ノ巣地区の女性陣と集落について意見交換しました。参加した地元の方からは「楽しい時間を過ごすことができ、若いエネルギーをもらった」との声が聞かれました。今後も連携して、集落支援に取り組んでいければと思います。

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第25回ASLI会議を行いました

 昨日の「あぶくま山のワークショップ 第1回 日本ミツバチの巣箱づくり」のあと小一時間、そして一夜明けての本日午前中、第25回ASLI会議(前あぶくまkizuki会議準備会合)を行いました。ワークショップを振り返りつつ、今後の活動等々について忌憚のない意見を出し合いました。
 現在、当研究所は、NPO法人の設立に向けた準備を進めているところです。これまで以上に、放射能汚染の課題に向き合いつつ、150年先を見据え、阿武隈地域の暮らしに根ざした取り組みをしていけるよう、メンバー一同、力を合わせて頑張っていきたいと思います。
 来年1月には、第2回のワークショップ(原木シイタケ植菌体験)、3月には、第3回の山づくりイベント(植林、日本ミツバチ巣箱設置)を予定しています。ぜひ、楽しみにしていただればと思います!

活動報告 イベント

「あぶくま山のワークショップ  第1回 日本ミツバチの巣箱づくり」を開催しました

 

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「あぶくま山のワークショップ 第1回 日本ミツバチの巣箱づくり」

 あぶくま山の暮らし研究所(Abukuma Sustainable Life Institute)は、森林の樹木や生きものが作り出す林産物を利用して豊かな山の暮らしが続けられるようにと願っています。日本で蜜蜂の蜜を利用し始めたのは奈良時代よりも前にまで遡れるようです。都路でも古来から続く日本蜜蜂を育てる人々がいます。自分たちで巣箱を作って、蜜蜂を育ててみませんか。

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 2022年10月15日(土)11時から、ふくしま中央森林組合都路事業所旧オガ工場にて、「あぶくま山のワークショップ  第1回 日本ミツバチの巣箱づくり」を開催し、県内外から約50名の方々にご参加いただきました。
 自然、生物、そして命と向き合って生きてきた猪俣さんから発せられる言葉は、心に沁みるものがあり、自分たちの暮らしや生き方を改めて考えさせられる機会となりました。その後、皆で協力し合いながら日本ミツバチの巣箱をつくり、和気あいあいと楽しむことができました。
 今回作った日本ミツバチの巣箱は、来年3月の山づくりイベントで設置します。ぜひ、また遊びに来てください!

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【スケジュール】

<午前の部>
10:30-        開場
11:00-12:10(70分) 安孫子亘監督作品「春よこい」(ミルフィルム)映画上映

ー休憩(50分)※昼食は各自持参―

<午後の部>
13:00-13:10(10分) 開会・挨拶/青木一典(あぶくま山の暮らし研究所 代表)
13:10-14:00(50分) 講演/猪俣昭夫さん(奥会津最後のマタギ)
14:00-14:10(10分) 日本ミツバチ巣箱づくりの説明/柳田哲(あぶくま山の暮らし研究所 会員)
14:10-14:50(40分) 日本ミツバチ巣箱づくりワークショップ
14:50-15:25(35分) 猪俣さんを囲んでの交流会・意見交換会
15:25-15:30(5分)  閉会・挨拶/久保優司(あぶくま山の暮らし研究所 副代表)

※本事業は、立正佼成会一食平和基金の助成を受けて実施しています。

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安孫子亘監督作品「春よこい」(ミルフィルム)映画概要】

 福島県の奥会津、金山(かねやま)町に暮らすマタギを描いた作品。2011年、東日本大震災・福島第一原発事故の放射能は130km離れた金山町の山奥にも降り注いだ。野生動物をはじめ、町の観光資源でもあるヒメマスも汚染された。
 金山のマタギは、熊を撃つことだけが目的ではない。その刻々と変化する自然環境を診る役目もしている。山の神を崇拝し、山のおきてに従い獣を追う。自然とは何か。いま、放射能が山から人を遠ざけてしまった。奥山が荒れていく。
 人と自然が共に暮らすための術をマタギの猪俣昭夫は教えてくれた。福島原発の事故以来、世界中が自然との共生へ歩み始めたと一瞬感じたのだが。

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奥会津最後のマタギ・猪俣昭夫さん講師紹介】

1950年生まれ。福島県大沼郡金山町に住む奥会津最後のマタギ。猟の基本を鉄砲撃ちだった父親とマタギから学び、70歳を超える今も猟期はクマ猟やシカ猟で雪山を歩き回り、春~秋には養蜂やヒメマスの養殖などを行なう。自然と共生するマタギの精神を広く伝えること、後世に残すことが自分の使命だと考えている。(滝田誠一郎「奥会津最後のマタギ:自然との共生を目指す山の番人(小学館, 2021)」の紹介文より)

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第24回ASLI会議を行いました

 今日は午後から夜にかけて、第24回ASLI会議(前あぶくまkizuki会議準備会合)を行いました。10月15日(土)に開催する旧オガ工場でのワークショップについてや、地域おこし協力隊・集落支援員について、NPO法人の設立認証の申請について等々、協議しました。
 10月のワークショップでは、日本ミツバチの巣箱をつくります。それに伴って、奥会津最後のマタギとして有名な猪俣昭夫さんに講演をお願いし、また、猪俣さんを撮影したドキュメンタリー映画「春よこい」も上映する予定です。後日改めて、告知したいと思います!

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