活動報告 イベント
「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり ー第2回 ふるさとの森へー」を開催しました
2022年3月19日(土)13時から、ふくしま中央森林組合都路事業所旧オガ工場にて、「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり ―第2回 ふるさとの森へ―」を開催しました。今回は、都路町頭の巣地区に、ヤマザクラ、オオモミジ、ヤマボウシ、コブシ、ナツハゼなどの苗木を植えました。
<内容>
13:00- 集合
13:10-13:15 開会・挨拶/青木一典(あぶくま山の暮らし研究所 代表)
13:15-13:20 イベント趣旨説明
13:20-13:50 福島県原木椎茸被害者の会の皆さんのお話
宗像幹一郎さん、添田政光さん、坪井哲蔵さん
隣で話をする人/熊田淳(あぶくま山の暮らし研究所 顧問)
藤原遥(あぶくま山の暮らし研究所 顧問)
13:50-13:55 植える場所、線量、樹種の説明
13:55-14:00 植え方の説明/石井貴宏さん(ふくしま中央森林組合都路事業所)
14:00-14:15 移動(送迎あり)
14:15-14:45 木を植える※雨天決行(場所:都路町頭の巣地区)
14:45-15:00 移動(送迎あり)
15:00-15:15 団体の紹介
活動報告(合子地区/坪井正弥さん、頭の巣地区/高橋英吉さん)
15:15-15:55 交流会・意見交換会
15:55-16:00 閉会・挨拶/久保優司(あぶくま山の暮らし研究所 副代表)
来年以降も、あぶくま山の暮らし研究所では、毎年1回「暮らしに根ざした阿武隈150年の山づくり」を継続して開催していきます。
活動報告
山づくりイベントに向けて ~植樹予定地の未来俯瞰図の作成、旧オガ工場の会場設営~
3月19日に開催する山づくりイベントの植樹予定地(福島県田村市都路町頭の巣地区)の未来俯瞰図を、あぶくま山の暮らし研究所のメンバーである佐藤孝が描きました。
今回は、8種類(イチョウ、ヤマザクラ、オオモミジ、ヤマボウシ、コブシ、ウルシ、ナツハゼ、ウグイスカグラ)の苗木を準備しています。
あぶくま山の暮らし研究所の活動拠点である「旧オガ工場」も、山づくりイベントの会場として無事に準備が整いました。福島県原木椎茸被害者の会からお借りした写真のみならず、都路町民である渡辺静子さんにご提供いただいた昭和の山の暮らしの写真も展示いたします。大変貴重な資料です。阿武隈の山が、薪炭林から原木林として利用されてきた歴史を写真を通じて知ることができます。
明日は、阿武隈の山の暮らしの歴史を振り返りつつ、今を生きる私たちはこれからどんな山づくりをしていくべきか、参加者の皆さんと一緒に考え、木を植えていきたいと思います。
活動報告
山づくりイベントに向けて ~福島県原木椎茸被害者の会の皆さんとの打ち合わせ、植樹予定地の空間放射線量等の測定~
3月19日に開催する山づくりイベントでお話を伺う「福島県原木椎茸被害者の会」の皆さんと、打ち合わせを行いました。当日は、あぶくま山の暮らし研究所のメンバーである藤原遥と熊田淳が、隣で一緒に話をします。
去年(第1回)の山づくりイベントでは、薪炭時代の生き証人である都路町在住の方々に、当時の山の姿と、木がどのように暮らしの中で使われてきたかを学びました。
今年(第2回)は、薪炭林から原木林に移行した阿武隈の山で、震災前まで原木シイタケ農家として生きてきたお三方に、ふるさとの森からどんな恵みを受けて暮らしてきたかについてお話を伺います。あわせて、福島県原木椎茸被害者の会からお借りした写真を、旧オガ工場内に展示します。
午後からは、あぶくま山の暮らし研究所のメンバーである水藤周三が、植樹予定地(福島県田村市都路町頭の巣地区)の空間放射線量、および土壌のセシウム137の測定を行いました。
日本遮蔽技研社「GPS連動型空間線量率自動記録システム ホット スポット ファインダー」 (HSF)を使用し 、地上およそ1mに検出器を保持した状態で歩行調査を行いました。
また、土壌中のセシウム137の濃度の測定は、地表深さおよそ5cmの土壌を採取し、U8容器(100ml)に充填の上、ゲルマニウム半導体検出器 CANBERRA GC4020で、600秒間測定を実施しました。
活動報告
第20回ASLIオンライン会議を行いました
今日は、午後から、第20回ASLIオンライン会議(前あぶくまkizuki会議準備会合)を行いました。主に、3月19日(土)に開催する第2回山づくりイベントについてや、来年度の事業計画についての話し合いを行いました。会議後は、植林を予定している土地を確認しました。
今回、福島県まん延防止等重点措置が延長されたため、前回に引き続き、あぶくまkizuki会議は延期としました。来月の山づくりイベントを無事に開催できることを祈りつつ、準備を進めたいと思います。
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第19回ASLIオンライン会議を行いました
今日は、午後から、第19回ASLIオンライン会議(前あぶくまkizuki会議準備会合)を行いました。3月19日(土)に開催する第2回山づくりイベントについて協議し、当日の内容が決定しました。また、来年度の事業計画や旧オガ工場の整備・活用・情報発信についても話し合いを行いました。
今回、福島県まん延防止等重点措置が適用されたため、あぶくまkizuki会議は延期としましたが、来月以降にまた再開していきたいと考えています。
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第1回あぶくまkizuki会議(頭の巣地区)と第18回ASLI会議を行いました
午前中は、 旧オガ工場(活動拠点・メモリアル交流施設)で 、第1回あぶくまkizuki会議を開催しました。都路町頭の巣地区の「ひと葉の風」の皆さんと「景観づくり」を軸としたアイディア出しを行いました。
午後は、第18回ASLI会議(前あぶくまkizuki会議準備会合)を行いました。第2回の植林イベントについて協議し、開催日を来年3月19日(土)に決定しました。また、旧オガ工場の整備・活用・情報発信についてや、次回のあぶくまkizuki会議の内容などについて話し合いを行いました。
活動報告
第17回あぶくまkizuki会議準備会合を行いました
午前中は、旧オガ工場(活動拠点・メモリアル交流施設)で、都路町頭の巣地区の皆さんと交流し、それぞれの取り組みや思い、集落に対する考えについて話を伺いました。
午後は、 あぶくまkizuki会議準備会合を行いました。法人化や組織体制、コミュニティ支援制度、旧オガ工場の活用方法、あぶくまkizuki会議に向けた今後の活動計画などについて協議しました。
活動報告
第16回あぶくまkizuki会議オンライン準備会合と「種採り」を行いました
午前中は、ふくしま中央森林組合都路事業所の敷地内や合子共有林内で、ヤマボウシやコナラ(どんぐり)などの種を採取しました。他にも、ヤマモミジ、エゴノキ、トチなどの種も集めました。今後、種から苗を育て、育った苗木を植林していきたいと考えています。
午後は、旧オガ工場(活動拠点・メモリアル交流施設)で、 あぶくまkizuki会議オンライン準備会合を行いました。法人形態についてやコミュニティ支援制度について、今後の活動計画についてなどを議論しました。
活動報告
第15回あぶくまkizuki会議オンライン準備会合を開催しました
午前中は、 テラス石森のセミナールームをお借りして、あぶくまkizuki会議オンライン準備会合を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響で、若干の遅れが見られる今年度の活動計画を見直し、改めて今後の進め方について議論しました。
午後は、これからの新しい働き方の選択肢の一つとして、2022年に施行される「労働者協同組合法」を学ぶため、日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団の「震災復興記念・労働者協同組合法制定記念フォーラム in 仙台 働き方が変わる!協同が創る持続可能な地域づくり」にオンライン参加しました。
活動報告
第14回あぶくまkizuki会議準備会合を開催しました
午前中は、田村市都路町合子地区の皆さんに合子共有林を案内していただきました。シイタケ原木林として、萌芽更新が遅れている林分、適正に行われている林分、原木林の収穫期の収穫期の20年生を超えていてシイタケ原木林らしくない広葉樹林など、計4箇所ほど視察し、皆さんの悩みや思いをお聞きしました。
午後は、「旧オガ工場(活動拠点・メモリアル交流施設)」にて、あぶくまkizuki会議準備会合を行いました。午前中の合子共有林の視察を踏まえ、今後どのように合子地区の皆さんと山づくりをしていくか、意見交換しました。また、 旧オガ工場の展示物等の作成についてや、当研究所の今後の事業計画などについても議論しました。